当サイトの記事は編集部が法令・国土交通省などの公的機関、業界団体やメーカーの公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内に定額カーリースのサービスへの案内(広告)を含みます。
押し入れから出てきた古いオーディオや無線機、子どもの頃に遊んだゲーム機。もう一度動かしてみたい、と思うことがありますよね。
結論から言うと、古い電気製品のレストアは「見た目を直す」「部品を交換する」「安全に通電できるか確かめる」の3段階で考え、いきなり電源を入れないのが大事です。この記事を読めば、無線機やゲーム機を直す前に確かめたいことと、自分でやる所とお店に任せる所の分け方が分かります。
古い電気製品のレストアとは?何から考えればいい
古い電気製品のレストアは、見た目の汚れや傷を直すだけでなく、中の部品が今も安全に動くかを確かめることまで含みます。見た目より先に、安全の確認を考えておくのがコツです。
デジタル大辞泉では、レストアは「元の状態に戻すこと。復元すること」と説明されています。古い自動車や家具を直す時によく使われる言葉ですが、電気製品にも同じ考え方が当てはまるんです。
ただ、電気製品は、車や家具と違って「電気を通して動かす」物ですよね。長く使っていなかった物は、見た目がきれいでも、中の部品が傷んでいることがあります。
種類ごとに、傷みやすい所が違う
オーディオ、無線機、ゲーム機で、よくある傷み方を並べてみました。
| 種類 | 傷みやすい所 | よくある困りごと |
|---|---|---|
| オーディオ | つまみ、スイッチ、ゴムのベルト、中の部品 | 音が出ない、雑音が入る、つまみを回すとがりがり鳴る |
| 無線機 | つまみ、スイッチ、電源の部分、中の部品 | 電源が入らない、受信の感度が落ちた |
| ゲーム機 | 外装の黄ばみ、差し込み口の汚れ、ボタン | 画面が映らない、ソフトを読み込まない、ボタンが効きにくい |
『ずっとしまっていたから、壊れてはいないはず』と思う方も多いはずです。実は、使っていなくても、年月で傷む部品があるんです。
「見た目」「部品」「通電」の3段階で整理するチェック表
古い電気製品のレストアは、「見た目を直す」「部品を交換する」「安全に通電できるか確かめる」の3段階に分けると、自分でやる所とお店に任せる所が分かりやすくなります。
3つの段階で、確かめたいことと、任せたい作業をまとめました。
| 段階 | 確かめたいこと | 自分でやりやすい作業 | 修理を扱うお店に任せたい作業 |
|---|---|---|---|
| 見た目を直す | 外装の汚れ、傷、黄ばみ、つまみの欠け | 電源を抜いて外側を拭く、つまみを外して洗う | 外装の色の戻し、欠けた部品の作り直し |
| 部品を交換する | 古くなった部品、ゴムのベルト、電池の液もれ | 電池を外し、液もれの有無を見る | 中の部品の交換、はんだ付けが要る作業 |
| 安全に通電できるか確かめる | 電源コードのひびや焦げ、中の焦げ跡、異臭 | 電源を入れる前に、目で見て確かめる | 通電しての点検、電源の部分の修理 |

自分で手を出すのは「見た目」まででも十分
外装をきれいにするだけでも、古い電気製品はぐっと見違えます。中の部品の交換や通電しての点検は、電気の知識と道具が要る作業なんです。
自信が無い時は、見た目を整えるところまでを自分の楽しみにして、中身は修理を扱うお店に任せるのも立派な進め方ですよ。
いきなり電源を入れない理由と、通電前の確認
長く使っていなかった電気製品は、いきなりコンセントに差し込まないことが大事です。電源コードや中の部品が傷んでいると、故障を広げたり、思わぬ事故につながったりすることがあります。
『とりあえず電源を入れて、動くか確かめたい』という気持ち、よく分かります。ただ、ここで一度立ち止まってみてください。
- 電源コードに、ひび、焦げ、折れ曲がった跡が無いかを見る
- 電池を使う物は、電池を外して液もれが無いかを見る
- 外装のすき間から、焦げ跡や部品のふくらみが見えないかを見る
- においをかいで、焦げたようなにおいが無いかを確かめる
- 少しでも気になる所があれば、電源を入れずにお店に相談する
電気製品の中には、電源を抜いた後も電気が残っている部品があることがあります。中を開けるのは、知識のある人か、修理を扱うお店に任せましょう。自分で開ける時も、電源を抜いてから時間を置き、中の部品にむやみに触らないようにしてください。
「電源コードの根元が、ちょっと固くなってるね」
「無理に入れずに、先にお店で見てもらおう」
こんなふうに、少しでも気になったら止まる。それが、古い電気製品を長く楽しむための一番の近道なんです。
通電して動いた後も、しばらく様子を見る
電源が入って動いたとしても、それで終わりではありません。しばらく動かしてみて、異臭や異音、熱くなりすぎないかを確かめておきましょう。
使っている途中で様子がおかしいと感じたら、すぐに電源を切って、コンセントを抜いてください。
アマチュア無線機のレストアで気をつけたいこと
無線機のレストアは、直して受信を楽しむところまでと、電波を出して使うところで、考えることが変わります。電波を出す前には、免許や手続きの決まりを確かめておきましょう。
古いアマチュア無線機を見つけて、もう一度使ってみたい、という方もいますよね。無線機は、つまみやメーターの手触りが魅力で、レストアを楽しむ人も多い機械なんです。
ただ、無線機は電波を出す機械です。電波を出して使うには、決まりに沿った免許や手続きが要ります。古い無線機をそのまま使ってよいかどうかも含めて、電波を扱う国の窓口(総務省)の案内や、無線の団体の情報で確かめてみてください。
- 電波を出して使いたいのか、受信だけ楽しみたいのか
- 電波を出す場合の免許や手続きを、国の窓口の案内で確かめたか
- 説明書や回路の資料が手元にあるか
- 電源の部分に傷みが無いか
- 直せない時に相談できるお店や仲間がいるか
部品は、手に入りにくいことを前提に
古い無線機は、作られてから年月がたっているぶん、交換用の部品が手に入りにくいことがあります。似た部品で代わりにできるかどうかは、電気の知識が要る判断です。
分からない時は、無線機の修理を扱うお店や、同じ趣味の仲間に相談してみてください。メーカーの窓口に、修理を受けているかを問い合わせてみるのも一つの方法ですよ。
ゲーム機・オーディオのレストアのコツ
ゲーム機やオーディオのレストアは、外装の汚れ落としと、差し込み口やつまみの手入れから始めると取り組みやすいです。中の部品の交換は、修理を扱うお店に任せるのが安心です。
ゲーム機のレストアで多いのは、外装の黄ばみや汚れ、ソフトの差し込み口の汚れを直す作業です。オーディオでは、つまみやスイッチの手入れから始める方が多いですよね。
| 作業 | ゲーム機 | オーディオ |
|---|---|---|
| 見た目の手入れ | 外装の汚れや黄ばみを落とす | 外装やつまみの汚れを落とす |
| 動きの手入れ | ボタンや差し込み口の汚れを取る | つまみやスイッチの手触りを整える |
| 任せたい作業 | 画面が映らない時の中の修理 | 音が出ない時の中の部品の交換 |

外装を洗う時は、電気の部品が入った本体を水に付けないようにしましょう。外せる部品だけを外して洗い、よく乾かしてから戻すのが基本です。強い薬品は、外装の色や表面を傷めることがあります。
直した後の保管で、長持ちが変わる
せっかく直した電気製品も、しまい方によってはまた傷んでしまいます。湿気やほこりは、電気製品の大敵なんです。
- 湿気の多い押し入れや物置に、長くしまいっぱなしにしない
- 電池を使う物は、しまう前に電池を外しておく
- ほこりよけの布や箱に入れておく
- 時々出して、電源を入れて動きを確かめる
『しばらく使わないから、しまっておこう』という時ほど、電池を外すのを忘れがちですよね。電池の液もれは、レストアした物でもよく起きる傷みの一つです。
直した物を売る時は、状態を正直に伝える
レストアした物を、欲しい人に譲りたいと考えることもありますよね。その時は、直した所と、直していない所を正直に伝えておくのが大事です。
レストアの楽しさは、時計や機械にも通じるものがあります。時計に興味がある方は腕時計のレストア、発動機や草刈機を直したい方は発動機・草刈機・除雪機のレストアものぞいてみてください。
よくある相談:古い無線機やゲーム機で迷うこと
古い電気製品については、「久しぶりに無線を再開したい」「古い無線機を個人で修理していいの?」「直したゲーム機を売ったら、修理も頼まれた」という相談がよく出ます。
久しぶりに、中古の無線機で無線を再開したい
長く離れていた無線を再開したくて、中古の無線機を探している、という相談があります。
中古の無線機は、見た目がきれいでも、中の部品が傷んでいることがあります。買う前に、動作を確かめた物かどうかを売り手に聞いておきましょう。電波を出す前の免許や手続きも、国の窓口の案内で確かめてみてください。
古い無線機を開けて、個人で修理してもいいの?
古い無線機を開けて、自分で不具合を直している人を見かけるけれど大丈夫なのか、という相談もあります。
電気の知識があれば、自分で直すことを楽しむ人もいます。ただ、直した無線機で電波を出す時は、決まりに沿っている必要があるんです。使ってよいかどうかが分からない時は、国の窓口の案内や、無線の団体の情報を確かめましょう。
直したゲーム機を売ったら、別の修理も頼まれた
レトロなゲーム機をレストアして売っていたら、買った人から別の不具合も直してほしいと言われた、という相談もあります。
売る時に、どこを直してどこを直していないかを書いておくと、こうした行き違いを減らせます。直せない所は、無理に引き受けずに、修理を扱うお店を紹介するのも一つの方法ですよ。
趣味としての始め方はレストアを趣味にするで、車やバイクのレストアの全体像はレストアとはで紹介しています。
車のレストアを考えている人は、直している間の毎日の足をどうするかも決めておくと安心です。趣味の車はじっくり直し、普段の移動は月々定額で新車に乗れるカーリースに任せる、という分け方もあります。
定額カーリース(PR)
毎日乗る車は、月々定額のカーリースという選択肢も
旧車は休日の楽しみに回して、通勤や買い物の車は別に持ちたい。レストアの間の足が要る。直すより新しい車に乗り換えたい。そんな時は、税金や車検代をまとめて月々定額で新車に乗れるカーリースも比べてみてください。契約年数・月額に含まれる物・走行距離・途中でやめる時の条件は、申し込む前に公式の案内で確かめておくと安心です。
無料定額カーリースを見てみる料金・契約条件は公式サイトの最新の案内でご確認ください。
よくある質問
古い電気製品は、まず電源を入れて動くか確かめてもいいですか?
いきなり電源を入れるのはおすすめしません。電源コードや中の部品に傷みが無いかを目で見て確かめ、気になる所があれば修理を扱うお店に相談しましょう。
アマチュア無線機のレストアは初心者でもできますか?
外装やつまみの手入れは初心者でも始めやすいです。中の部品の交換や電源の部分の修理は、電気の知識が要るので、お店や詳しい仲間に相談しましょう。
ゲーム機のレストアで、自分でできることは何ですか?
外装の汚れ落としや、ボタン、差し込み口の手入れは取り組みやすい作業です。画面が映らないなど中の不具合は、修理を扱うお店に任せるのが安心です。
直した無線機で、すぐに電波を出してもいいですか?
電波を出すには、決まりに沿った免許や手続きが要ります。使う前に、国の窓口の案内で確かめておきましょう。
古いオーディオのつまみを回すと、がりがりと雑音がします。直せますか?
つまみの中の接点の汚れが原因のことが多く、掃除で直る場合があります。中を開ける作業になるので、自信が無い時は修理を扱うお店に相談してみてください。
まとめ
- 古い電気製品のレストアは、見た目だけでなく、安全に動くかを確かめることまで含む
- 「見た目を直す」「部品を交換する」「安全に通電できるか確かめる」の3段階で考える
- 長く使っていなかった物は、いきなり電源を入れずに目で見て確かめる
- 無線機で電波を出す前には、免許や手続きの決まりを確かめる
- 中の部品の交換や通電しての点検は、修理を扱うお店に任せると安心





コメント