レストア中の足車をどうする?長い作業期間の移動手段

レストア中の足車と移動手段の考え方を紹介する記事のアイキャッチ。整備工場の旧車と外に停まる軽自動車

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旧車をレストアに出すと決めたものの、『直している間、通勤や買い物はどうしよう』と困っていませんか。レストアは長くかかることも多いので、足車の問題は避けて通れないですよね。

結論から言うと、レストア中の足車は作業にかかる期間の長さで選ぶのがいちばん分かりやすいです。短ければ借りる、長ければ持つ、と考えてみてください。

この記事では、期間ごとの4つの手段を表で比べて、足車選びで気をつけたい所までお伝えしますね。

目次

足車とは?レストアをする人に足車が要る理由

先に結論

足車は、一般的に毎日の通勤や買い物など、生活の足として使う車のことです。レストアの間は旧車に乗れないので、その期間をどう動くかを先に決めておく必要があります。

足車という言葉は、趣味の車とは別に、ふだんの移動に使う車を指して使われることが多いです。『趣味の車があるから、もう1台は足車で』という言い方ですね。

レストアをする人にとって足車が大事なのは、作業の期間が読みにくいからです。部品を探す時間や、分解してから見つかる傷みで、予定より長くなることもあります。

こんな状況なら足車の考え方
旧車が1台だけで、毎日の移動に使っているレストア中の足を先に用意する
家族の車を借りられる家族の予定と重ならないかを決めておく
もともと2台持ちで、旧車は趣味の車今の毎日の車がそのまま足車になる
車がなくても電車やバスで動ける必要な日だけ借りる手段で足りる

足車と趣味の車は、求めるものが違う

旧車をレストアする方にとって、足車と趣味の車は役割が正反対です。同じ「車」でも、選ぶ時に見るところが変わるんです。

比べる所足車趣味の車(旧車)
いちばん大事なこと毎日止まらずに動くこと好きな形や音があること
手間税金や整備の手間が少ないほうがいい手をかけること自体が楽しみ
乗る日天気に関係なく毎日天気や予定を選んで乗る
選ぶ時に見ること乗る人数・荷物・走る距離思い入れ・部品・直したい姿

この違いを頭に入れておくと、『足車にもこだわりたい』という迷いが少し減りますよ。

作業の期間の考え方はレストアにかかる期間で、レストアそのものの基本はレストアとはで紹介しています。

作業期間で選ぶ足車の4つの手段

ここでの結論

数日から数週間ならレンタカーやカーシェア、数か月なら家族の車や安い中古車、1年以上や毎日の車として長く使うならカーリースや中古車を持つ、という分け方が目安です。

『結局どれがいいの?』と迷いますよね。ここでは、家族の車、レンタカー・カーシェア、カーリース、安い中古車の4つを比べてみました。

レストアの作業期間に合わせて、家族の車・レンタカーやカーシェア・カーリース・安い中古車の4つの足車の手段を比べた図解
手段向いている期間よいところ気をつけたいところ
家族の車短い〜中くらい新しくお金がかかりにくい家族の予定に左右される
レンタカー・カーシェア数日〜数週間使う日だけ借りられる毎日使うと手間とお金が増える
カーリース年単位税金や車検を月額にまとめる契約が多い原則として途中で解約できない
安い中古車数か月〜年単位自分の物なので自由に売れる古い車は税金が重く、故障もありうる

期間が読めない時は「長め」に考える

レストアは、分解してみないと分からないことが多い作業です。見積もりの時点で言われた期間より、長くなることもあります。

だから、足車は少し長めの期間を想定して選んでおくのがコツです。例えばショップとこんな話をしておくと安心ですよ。

「作業はどれくらいかかりそうですか?」
「部品しだいなので、長くなる時は途中で連絡しますね」

期間ごとの目安をもう少し細かく

レストアの見込み期間が分かったら、次の表で当てはめてみてください。あくまで目安なので、家族の事情や住む場所に合わせて考えてみましょう。

レストアの見込み期間考えやすい手段そう考える理由
数日〜数週間レンタカー・カーシェア、家族の車車を持つ手間をかけずに済む
1〜3か月くらい家族の車、必要な日だけ借りる借りる日数が増えるので、毎日使うかで分ける
半年くらい家族の車、安い中古車借り続けるより持ったほうが楽な場合も
1年以上・この先も中古車を持つ、カーリース旧車を休日の車にして2台持ちにする道も
足車を決める前に確かめること
  • レストアの見込み期間と、長引いた時の連絡方法
  • 足車で毎日走る距離
  • 家族の車を借りられる日と借りられない日
  • 足車の置き場所があるか
  • レストアが終わった後も足車を使い続けるか

足車のおすすめは「期間」と「使い方」で決まる

ここでの結論

足車のおすすめは、車種より先に「何年使うか」「毎日どれくらい走るか」で決めるのが近道です。そのうえで、税金の重さと安全装備を見ていきましょう。

Q&Aサイトでも「おすすめの足車を教えて」という相談はとても多いです。ただ、合う車は使い方で変わるので、まず自分の条件を書き出してみてください。

レストア中の足車を、見込み期間・走る距離・乗る人数を決めてから選ぶ順番を示した図解

税金は車の大きさと年数で変わる

足車を持つなら、税金の差は気になりますよね。大阪市の表では、平成27年4月1日以後に最初の新規検査を受けた軽自動車(四輪乗用・自家用)の軽自動車税は10,800円です。

東京都主税局の表では、令和元年10月1日以後に登録した1L以下の自家用乗用車の自動車税は25,000円です。ふだんの買い物や通勤だけなら、軽を選ぶ人が多いのもうなずけます。

ただし、安い中古車の中には年数のたった車もあります。軽自動車は最初の新規検査から13年を経過すると、軽自動車税が12,900円に重くなります(大阪市の表)。

足車の選び方見るところ
毎日の通勤だけ燃料代と税金の軽さ、乗りやすさ
家族の送り迎えもする乗る人数、新しい安全装備
雪道や山道を走る走る道に合う駆動方式やタイヤ
レストア後も使い続ける何年乗るか、売る時のこと

新しい安全装備も見ておく

国土交通省は、乗用車などの新車に衝突被害軽減ブレーキを義務付けています。国産車は新型車が2021年11月、継続生産車が2025年12月からです。

足車で家族を乗せる機会が多いなら、新しい装備の付いた車を選ぶのも1つの考え方です。旧車にはない安心を、足車で補えますよね。

家族の車を足車として借りる時に決めておくこと

ここでの結論

家族の車を借りるのは、新しくお金がかかりにくい一番身近な手段です。そのぶん、使う日や費用の分け方を先に話しておかないと、気まずくなりやすいので気をつけましょう。

『家族の車があるから大丈夫』と思っていても、いざ毎日となると話は別ですよね。例えば、こんな会話になることもあります。

「明日は朝から車を使いたいんだけど」
「え、私も買い物に行く予定だったのに」

家族の車を借りる前に話しておくこと
  • 誰がどの日に車を使うか
  • ガソリン代や駐車場代をどう分けるか
  • 任意保険で運転できる人の範囲に入っているか
  • 傷や故障が出た時はどうするか
  • レストアが長引いた時にどうするか

保険で運転できる人の範囲は、契約によって決まっています。家族の車を運転する前に、保険証券で確かめておくと安心です。

家族との話し合い方は家族の車とレストア趣味の両立も参考にしてみてください。

安い中古車とカーリース、足車にする時の注意

ここでの結論

安い中古車は、税金の重さと故障した時の足をどうするかが注意点です。カーリースは、原則として途中で解約できないので、レストアの期間だけ借りる「つなぎ」には向きにくいことを知っておきましょう。

『とりあえず安い車を買えばいいかな』『月々払いのリースが楽そう』と、どちらも気になりますよね。それぞれの注意点を正直にお伝えします。

安い中古車を足車にする時

安い中古車は自分の物なので、レストアが終わったら売ることもできます。その代わり、年数のたった車なら税金が重くなり、足車が故障すると、また足が無くなってしまいます。

旧車と足車が同時に止まってしまうと困りますよね。買う前に、整備の記録や次の車検までの期間を見ておきましょう。

レストアが終わって足車を売る時は、税金の扱いも知っておくと安心です。東京都主税局の説明では、名義が変わっても、その年度の自動車税は4月1日時点の持ち主にかかります。

売る時は、税金の残りの分の扱いを契約で確かめておきましょう。

カーリースを足車にする時

国民生活センターは、カーリースは原則として途中で解約できず、できる場合でも解約料がかかるのが通常だと説明しています。実際に、つなぎのつもりで契約したリースを解約しようとしたら、約50万円の解約料を求められた相談も紹介されています。

だから、カーリースは「レストアの間だけ」ではなく、「この先ずっと毎日の車として使う」と決めた時に向く手段です。旧車を休日の車にして2台持ちにするなら、合う人もいます。

よくある失敗

レストアの間だけのつもりで年単位の契約をしてしまうケースです。契約年数、途中でやめる時の解約料、走行距離の制限は、契約前に書面で確かめておきましょう。

仕組みはカーリースの仕組みで、2台持ちの考え方は旧車をセカンドカーにして2台持ちで詳しく紹介しています。

旧車はレストアの後も休日に楽しみ、毎日の足は新しい車に任せたい。そう考えている方は、月々定額で新車に乗れるカーリースも選択肢の1つとして見てみてください。

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毎日乗る車は、月々定額のカーリースという選択肢も

旧車は休日の楽しみに回して、通勤や買い物の車は別に持ちたい。レストアの間の足が要る。直すより新しい車に乗り換えたい。そんな時は、税金や車検代をまとめて月々定額で新車に乗れるカーリースも比べてみてください。契約年数・月額に含まれる物・走行距離・途中でやめる時の条件は、申し込む前に公式の案内で確かめておくと安心です。

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料金・契約条件は公式サイトの最新の案内でご確認ください。

よくある相談:足車選びの迷い

ここでの結論

Q&Aサイトで多いのは「足車は軽でいい?」「足車と遊びの車を1台で兼ねたい」「ほとんど乗らない足車はどう選ぶ?」という相談です。どれも使い方を先に決めると答えが出やすくなります。

足車の相談は、Q&Aサイトでもよく見かけます。閲覧の多い相談を3つ選んで、答えてみますね。

相談1:足車なら軽自動車で十分?

毎日の通勤や近所の買い物だけなら、軽を選ぶ人は多いです。税金も、軽自動車税のほうが自動車税より低い額になります。

ただ、乗る人数や荷物、走る道によっては、もう少し大きな車のほうが楽なこともあります。1週間の使い方を書き出してから決めてみてください。

相談2:足車と遊びの車を1台で兼ねたい

『1台で両方できたら一番いいのに』という気持ち、よく分かります。ただ、旧車をレストアしている方なら、遊びの楽しみは旧車にあるはずです。

足車には「止まらないこと」と「手間が少ないこと」を求めて、遊びは旧車で。こう分けると、選ぶ条件がぐっと絞れますよ。

相談3:ほとんど乗らない足車はどう選ぶ?

月に少ししか乗らないなら、車を持たずにレンタカーやカーシェアで足りることもあります。持つ場合は、税金や保険が乗る量に関係なくかかる点も考えておきましょう。

どのくらい乗るかが読めない方は、まず数か月だけ借りる手段で様子を見てみるのも手です。

相談4:車検の残っている安い車を、乗れるところまで乗るのはあり?

レストアの間だけの足車として、次の車検までの期間で乗り終える考え方もあります。車検のお金をかけずに済むのがよいところです。

ただ、車検が切れたら、売るか廃車にするかの手続きが必要になります。レストアの終わる時期と車検の切れる時期を並べて、どちらが先に来るか見ておきましょう。

よくある質問

足車とは何ですか?

一般的には、通勤や買い物など、ふだんの生活の足として使う車のことです。趣味の車とは別に持つ車を指して使われることが多いです。

レストア中の足車は、レンタカーとカーリースのどちらがいいですか?

期間しだいです。数日から数週間ならレンタカーやカーシェア、この先ずっと毎日の車として使うならカーリースが候補になります。カーリースは原則として途中で解約できない点に注意してください。

レストアが終わったら、足車はどうすればいいですか?

売る、家族の車にする、毎日の車として持ち続けて旧車を休日の車にする、などの道があります。旧車を毎日使うのが不安なら、足車を残して2台持ちにする人もいます。

足車のおすすめの選び方は?

車種より先に、何年使うか、毎日どれくらい走るか、誰を乗せるかを決めてみてください。そのうえで、税金の重さや新しい安全装備を比べると選びやすくなります。

まとめ

この記事の要点
  • 足車は、ふだんの生活の足として使う車のこと
  • レストア中の足車は、作業にかかる期間の長さで手段を選ぶ
  • 短期はレンタカーやカーシェア、長期は家族の車・中古車・カーリースが候補
  • カーリースは原則途中で解約できないので、レストアの間だけのつなぎには向きにくい
  • 足車のおすすめは、使い方を決めてから税金と安全装備で比べる
レストアガイド

レストアガイド 編集部

車・旧車・バイクのレストア(元の姿に戻す再生)について、意味や種類、作業の流れ、費用の考え方、自分でやる時の道具と注意点、ショップの選び方、車検・税金・保険などの手続き、乗り換えや手放し方までを、自分で判断できるように整理している情報サイトです。 公式サイト

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